個別指導で学力アップ!最短ルートで医学部合格を目指せる予備校とは
どのように1年間を過ごすかで、受験の結果も大きく変わります。医学部予備校ではどのような年間スケジュールを組んで、受験に対処していくのでしょうか。各医学部予備校により年間スケジュールに、若干違いが出てきますが、ここでは平均的なスケジュールを一緒に見ていきましょう。
平均的なスケジュールを頭に入れてから、医学部予備校の各スケジュールを見て、予備校を選ぶ指針にしていってください。それぞれの予備校では、オリジナルのイベントも多数取り入れています。一般的に、医学部予備校は、夏休みを挟んで前期と後期に分かれます。
4月第1週(または予備校によっては3月の最終週)の正式な授業が始まる前に、開講前ゼミまたは春期講座が行われます。これから1年間の勉強を始めるにあたって、ウォーミングアップ的な要素を持っています。基礎力が付いているか、大雑把に確認します。
本格的な開講前にオリエンテーションが開かれます。志望校の入試を分析したものが配布され、傾向と対策を練るための資料にすると同時に、自分の弱点をからみ合わせて、どこにポイントを置いて勉強をすればよいのか考え、目標を決めます。
前期授業が開講します。個々の学力と志望校に合わせた編成クラスで、独自のカリキュラムに基づいた授業です。前期、つまり夏休みまでの3ヶ月間は基礎力をつけることに集中します。基礎がしっかりしていないと応用問題で引っかかる場合があります。自分では万全と思っていても、どこに落とし穴があるかもしれません。まず、基礎力をつけること。
4月に担任との第1回目の個人面談があります。個人面談は毎月行われます。
試験は5月から始まります。あくまでも前期は基礎力をつけることを目標にしていますから、試験も試験前の授業で確認した事項ばかりを中心にした、チェック試験です。月に2回くらい行われ、その結果をもとに担任と個人面談を行います。6月の最終週に行われる個人面談で、カリキュラムと再考と反省を行います。
7月に入ってから、各大学の説明会が実施されます。各大学の入試担当の人が来て、入試について細かく説明があります。夏期講習は、外部からの参加者も含めて、クラスの再編成をして行われます。夏期講習は任意ですが、インテンシブな内容で、前期で学んだことを踏まえて、応用問題なども広く扱われます。
8月には、夏期講習の成果を確認するために模擬試験が行われます。結果と面談をもとにして、後期のクラス編成が行われます。その時に、これまでの反省も含め、カリキュラムの見直しをします。
後期は新たなクラス編成で始まります。さらに、具体的に志望校が決まりつつあり、さらに少人数での指導になります。私立医大の説明会があり、それぞれの入試傾向や受験科目についてのオリエンテーションがあります。そして、保護者会が開かれ、担任と保護者で志望校を絞っていきます。
10月から(学校によっては9月の最終週)AO対策講座や推薦入試対策講座が始まります。大学別に的を絞った対策がなされます。
11月に入ると一般入試対策講座が始まります。それぞれの医学部予備校で約20〜30校の入試問題を分析し、対策していきます。同時に模擬試験も実施されます。
12月はいよいよ願書記入会があります。願書を出すにあたって、間違いがないか、ちゃんとしたサポートがあります。
冬季講座は、具体的に入試模擬問題解いて、最後の仕上げをしていきます。また、国公立大学医学部受験者のためにプレセンター試験模擬試験も実施されます。
1月に入り、センター試験実施。国公立大学医学部志望者は、センター試験の結果をもとに面談をし、最終的に志望校を決めます。また、私立の受験も始まります。
2月は主に個人指導で受験に臨んでいきます。
3月は合格祝賀会など。