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東京慈恵会医科大学入試の傾向と対策

慶應医学部も含まれる「私立医学部御三家」の一角、東京慈恵会医科大学の入試の傾向や対策についてリサーチしています。

私立御三家・東京慈恵会医科大学の入試の傾向と対策

私立医学部のトップは慶応義塾大学医学部ですが、そこに次ぐ難関として挙げられるのが東京慈恵会医科大学です。キャンパスも西新橋と都心にあり、都内で医師を目指す人には絶好の環境となっています。

有名な医師も多く輩出しており、ネームバリューも文句なし。臨床に重きを置いており、教授からの指導も手厚いようです。雰囲気もアットホームで、和気あいあいとしていると充実している様子がうかがえます。

そんな東京慈恵会医科大学の入試の傾向・対策について見ていきます。

2017年度入試の概要

定員 110名(東京地域枠5名)
倍率(一般入試) 10.8倍
科目・配点・試験時間 英語(100点/60分)、数学(100点/90分)、理科2科目(200点/120分)

倍率は10.8倍とかなり高くなっています。一次試験で4.5倍ほどまで絞り込まれ、二次試験の合格通知じたいは定員より多い150人~160人ほどに渡されています。2017年は繰り上げで100人ほどには補欠連絡が行っているようなので、実際はもう少し低い倍率と捉えてもよいかもしれません。

一次試験を突破すると、二次試験では面接と小論文が控えています。2017年は一次試験を学外の施設で開催、二次試験が西新橋キャンパスでの開催となっており、試験会場にも要注意です。

参考:東京慈恵会医科大学公式HP

東京慈恵会医科大学の偏差値・試験難易度

偏差値 70.0

※河合塾Kei-Netによる

東京慈恵会医科大学医学部医学科の偏差値は70.0。数値を見ると、私立では慶應医学部に次ぐ値で順天堂大医学部などと並んでいます。国公立では大阪大学医学部、東京大学理科一類などとも偏差値では同じ値となっています。もちろん国公立はセンター試験があるなど別の難しさはあるのですが、最難関と言われる国公立とも張りあう難易度となっているようです。

試験問題に関して言うと、英語は標準的であることが多いようですが、理系科目は難問も出題されます。そのため、合格最低点はあまり高くならない傾向に。特に理系科目では演習を重ね得点を稼いでいく必要があります。

二次試験として開催される面接は、個人面接とMMI(multiple mini interview)が行われます。このMMIとは、複数の課題・複数の評価者で行われる面接試験になります。面接者によるバイアスがかからないといったメリットがあり、受験者を公正に評価するために取り入れられたシステムです。いずれにせよ、自分の意見をはっきりと言えること、論理的思考力などが求められます。

参考:医学科入学試験(二次試験)について(東京慈恵会医科大学公式HPより)

入試の出題傾向と対策

英語

2017年度入試問題の構成

大問1 空所補充
大問2 語彙
大問3 整序問題
大問4 選択(文法)
大問5 長文読解
大問6 長文読解

東京慈恵会医科大学の英語は、文法・読解・英文和訳・英作文と幅広い出題が特徴です。難易度としては標準~難問。空欄補充や文法ではかなりの難問が出題されることもありますが、そこに気をとられなければ分量もそこまで多いというわけではありません。

標準的な問題でしっかりと得点を稼ぎ、手堅くボーダーラインに乗せたいところです。記述などは国公立と近しい問題になることもあり、日ごろからさまざまな傾向の演習を重ねていく必要があります。イージーミスで取れる点数を落とさないようにする、落ち着きも大事といえるでしょう。

数学

2017年度入試問題の構成

大問1 確率・三角関数
大問2 微積・極限
大問3 整数
大問4 複素数平面

慈恵医大の数学は、奇問難問というよりは国公立大に近い「典型的な良問」が近年増えてきています。ただし、計算力はかなり高いところを求められており、難易度としては高いでしょう。出題形式は記述がメインです。解答まで論理的に導く過程も示す必要があるというところで、記述式の問題演習は重ねておく必要があります。

典型的な確率の問題と、計算量を求められる微分積分の問題は頻出。確率は見たところシンプルですが、設定はひねってあることがあります。微積は指数対数や絶対値をからめたものが多く、根気よく計算して解答までたどりつく練習をしましょう。

化学

2017年度入試問題の構成

大問1 理論(イオン)
大問2 理論(電気分解)
大問3 有機化合物
大問4 有機化合物

ほとんどが融合問題であり、問題文も長くなっているため難易度は高め・分量も多めとなっています。応用的な用語が多く見られたリ、問題文の長さに面食らってしまったりすることもあるものの、基礎的な知識を問う問題は入っているため落としてはいけない部分を見極める必要があります。

時間内に全て解ききろうとは思わないこと、問題に目を通してまずは取捨選択をしなければいけません。国公立の過去問なども含め、応用問題に触れておくことで「この問題は何を聞いているのか」を瞬時に判断する目を養っておきましょう。その上で、応用的な問題にも対応できる思考力があれば尚良しといったところです。

生物

2017年度入試問題の構成

大問1 発酵と呼吸
大問2 免疫
大問3 身体の構造
大問4 植物

慈恵医大の生物は空欄補充や選択式の問題がメインとなります。しかしながら、記述で問われる問題も各大問に含まれており、ここは差がつきやすいポイントとなっています。分量としては多いわけでもないため、化学選択者の場合はここで難易度の高い化学に時間をまわしておきたいところです。

医学部の試験ですが、植物に関する問題は頻出となっています。対策を怠らないようにしましょう。計算問題は多くなく、教科書レベルの基礎~標準レベルの問題が多いと言えるでしょう。基本的な知識をしっかり押さえつつ、記述対策も重ねておくことが重要です。

物理

2017年度入試問題の構成

大問1 波動
大問2 電磁気
大問3 力学

物理は幅広い分野から出題されるだけでなく、生物と絡めた非常に複雑な出題が特徴となっています。聞きなれない問題であることも非常に多く、まず問題を理解する能力が問われているようです。新課程になってからは原子分野の出題も見られており、カバーしている分野に抜けがあると非常に厳しい戦いとなるでしょう。

独自性の高い設定の問題が多いことからも、一筋縄ではいかないのが慈恵医大。融合問題はもちろんのこと、見慣れない言葉も多くでてきます。重要なのは、ここで物怖じせずに自分の持っている知識や解法でしっかりと解き進めていくこと。最後まで解いていくと、問題の構造が理解できる良問であることもしばしばです。

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