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東大理三入試の傾向と対策

日本の大学受験における最難関、東京大学理科三類医学部。そんな東大理三について、入試の傾向と対策をリサーチしました。

東京大学理科三類入試の傾向と対策

国内大学の最高峰、東京大学の中でももっとも入学が難しい医学部、理科三類。合格最低点も、理科一類・二類と比べても50点(550点満点)ほどの違いがあることから一目瞭然です。定員も理一が1000人程度、理二が500人程度なのに対し、理三は100人弱と狭き門になっています。

それでは、東大理三の入試の傾向と対策を見ていきましょう。

2017年入試の概要

定員 97人
倍率 5.4倍
科目・配点・試験時間 英語(120点/120分)、数学(120点/150分)、国語(80点/100分)、理科2科目(120点/150分)
センター配点 国語200、数学200、理科2科目200、英語200、地歴公民100の計900点を110点に圧縮

理三への入試としては前期試験のみになります。東大の後期試験は教養学部としての入試のみ。教養学部で好成績を重ねれば、医学部への編入も不可能ではありません。むしろ、理三で入学しても進振りで医学部に進学できないケースも。進振りに関してはページの最後にも触れます。

東大はセンターの900点を圧縮した110点と、二次試験の440点の合計550点で合否が決定します。センター試験の点数は小数点以下第4位まで算出されるため、0.1点差に泣く生徒も多いです。合格最低点の割合は、おおよそ70%前後で推移していますが、2017年入試に関しては74%とやや高めの結果になっています。

参考:東京大学公式HP

東大理三の偏差値・入試難易度

偏差値 72.5

※河合塾Kei-Netによる

理一・理二が67.5という値を出しているのに対し、それより5ポイントも高い値となっています。京大医学部と並んで、国内では最も高い値となっています。(前期のみ)

東大の入試の傾向としては、基礎的な知識を問う問題というよりは「基本をどれだけ使いこなせるかという応用的な問題」がメインになります。かつて数学の問題では「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」というものが出題されました。シンプルですが、思考を必要とさせられる問題が多いです。理三に関しては、そういった問題の中でも7割をとることが求められます。問題傾向に慣れることはもちろんのこと、常日頃から深い思考力を養っておく必要があるでしょう。

入試の出題傾向と対策

英語

2017年度入試問題の構成

大問1 要約、文補充
大問2 自由英作文
大問3 リスニング
大問4 誤文訂正、英文和訳
大問5 長文読解

東大英語は長らくこの構成が続いています。難解な語彙を問うてくる問題、というよりは制限時間の中で適切に解き進めていく力と、幅広い出題ジャンルに対応する力が問われる問題です。リスニングで一定の時間を拘束されることや、時間をいくらでもかけてしまいがちな自由英作文など、時間に関する制約が非常に多いです。

リスニングに関しては、問題文も非常にボリュームが多くなっているため先に問題文にしっかり目を通しておきましょう。試験開始後45分で開始→30分リスニング→残り45分という流れになります。問題用紙が配られてすぐにリスニング問題に目を通すか、リスニング開始5分前ぐらいに目を通すかなど、模試等でやりやすい方法を試しておきましょう。

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数学

2017年度入試問題の構成

大問1 三角関数多項式
大問2 確率
大問3 複素数平面
大問4 数列(背理法と数学的帰納法)
大問5 放物線の共通接線
大問6 空間図形(回転体の体積)

2017年は易化の傾向。理三であれば7割はとっておきたいというところでしょう。最初に解ける問題の見極めをした上で、3~4問を確実に完答していくことが必要になります。

問題は全て記述式となっています。融合問題もあるものの、計算力が問われるものが多くなる傾向。問題量も時間に対して多いので、解法を引き出すスピード、計算スピードが求められます。論理的に正しい道筋を示すことも重要であるため、見やすい解答を書く能力も必要。その意味では、普段からこの形式の演習に触れていないと太刀打ちは難しいかもしれません。

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国語

2017年度入試問題の構成

大問1 現代文(評論)
大問2 古文(源氏物語)
大問3 漢文(賢奕編)

全て記述式で、1行・2行の解答欄が主となります。例年、現代文は字数制限のある記述問題も。現代文・古文・漢文が全て出題され、古典に関しては基礎的な語彙や文法を問う問題も含んでいます。

理系ではあるものの、国語も軽視はできません。特に古典に関しては基本的なところが押さえられていれば解き進められる内容である場合が多く、早めに片付けておきたいところです。全体的に解答欄が小さく設定されていることからも、端的にまとめる表現力が求められることも。限られた解答欄で、解答に必要な要素を収める練習が必要です。

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化学

2017年度入試問題の構成

大問1 有機(有機化合物の構造決定、高分子化合物)
大問2 無機(陽イオン、窒素化合物)
大問3 理論(鉛蓄電池、気体の分圧)

2017年に関しては、分量も減り問題内容じたいも易化の傾向が見られました。例年分量が多く受験生を悩ませていた東大化学ですが、その傾向にも変化が見られてきているかもしれません。

ただ、これまでの傾向としてみれば問題としての難易度は高く、知識量も演習量も問われる問題が多いです。2017年に関しては問題数も減っていますが、また問題数が増える可能性も考えられます。時間内で多くの問題を正確に解き切る練習は常に欠かさないようにしましょう。数学同様、問題の取捨選択をしていくことも必要です。

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生物

2017年度入試問題の構成

大問1 遺伝子
大問2 光合成
大問3 個体群、遺伝

東大の生物は、用語・正誤判断・論述が中心となって構成されています。出題分野も幅広く、問題のパターンも多いためマルチな能力が問われるといってよいでしょう。高校授業では扱われないテーマのものが出題されることもありますが、基本的には問題文の中にヒントがあり、解き進めていけるような内容にはなっています。

問題文が長いため、いかに早く読み解くことができるかが重要。出題意図を把握し、身につけた知識と応用力で迅速に対応できるかがカギでしょう。記述も、長く書けばよいというものではなく、端的に必要な要素を並べる必要があります。過去問を含めて、演習量がモノをいう科目になりそうです。

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物理

2017年度入試問題の構成

大問1 力学
大問2 電磁気
大問3 熱力学

物理もすべて記述式での解答です。計算過程を書くものだけでなく、論述問題が出される場合も。計算量も問われますが、計算過程、解答までの道筋を示すことが重要になります。ここでは単元を論理的に把握できているかどうかが肝。一筋縄ではいかない、深い理解力が求められます。

計算過程を記述するにあたっては、解答欄に収める必要があることからも日頃からの演習量がモノをいう科目とも言えます。グラフの描図、立式など理論立てて組み立てる能力を訓練しておきましょう。分野に関しては、力学、電磁気からはほぼ出題があり、残りはその他の分野という構成になっています。

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面接

平成30年度入試から、東大理三に関しては面接入試が行われます。東大前期の募集要項には、下記のような記述があります。

また、理科三類の最終合格者の決定は、上記に加え、面接試験の結果を総合的に評価して行います。面接試験では、受験者の人間的成熟度、医学部への適性、コミュニケーション能力等を評価し、将来、医療や医学研究に従事するのにふさわしい資質を持った学生を、学力試験の成績のみでなく多面的・総合的に選抜します。したがって、学力試験の得点にかかわらず不合格となることがあります。

引用元:平成30年度 東京大学入学者選抜要項

平成30年度の東大二次試験は2月25日・26日を予定していますが、面接試験は3日目となる27日に開催されるとのこと。内容は10分程度の個人面接とされていますが、場合によっては2次面接が行われるとの記述もあります。事前に提出した志願票・記入した文章などをもとに面接が行われるようで、面接の評価は開示されないようです。

実はこの面接試験、東大では初めてではありません。1999年~2007年まで行なわれており、今回は「復活」するというわけです。当時は20分間の面接となっており、平成30年度に関しては10分程度と以前より短く設定されています。

今回、再度面接試験が開催される理由としては、医師としての資質を入学時点である程度で備えているべき・入学後に転学部する学生の存在等が挙げられています。それを踏まえると、医師になるビジョンや動機が明確であることや、患者とも円滑にコミュニケーションがとれるスキルが求められていると考えることができるでしょう。なぜ東大理三に入りたいかではなく、なぜ医師になりたいか・なぜ医学研究の道に進みたいかを言語化できるようにしておく必要がありそうです。

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東大理三に合格した方の体験談

東大理三に合格したT・Yさんの体験談

幼いころからナイチンゲールやシュバイツァーといった医療に携わる方の伝記を読んでいて、「自分も医療で人を救えたら」という思いを持っていました。丁度そのころ、両親から「人のためになることをして生きていきなさい」とも教えられていたので、「人のためになる=人を救う医者になる」という考えが自分のなかに生まれていました。

具体的な将来の進路を考え始めたのは高2の冬です。そのときは「東大理三に行きたい」と思ってはいたものの、とても狙っているとは口に出せないような成績でした。しかし、悔いなく一生やり続けることができる職業を考えたときに、「医療関係を目指すしかない」と思ったので、思い切って東大理三を受けることにしたのです。

高3から対策を始めたものの、現役合格はできませんでした。そのあとの東大後期受験も失敗。結局浪人することになりましたが、「東大理三に合格するんだ」という気持ちは揺るぎませんでした。浪人時代は正直つらかったですが、周りの人に支えられ、また、集中して勉強できる環境も作ってもらえたので、合格することができたと思っています。

勉強は予備校で行っていたのですが、受験までのモチベーションを保つのに苦労しました。ひたすら教科書を読んで問題を解く毎日でしたから、たまに映画を見て息抜きをしたりして気分を切り替えていました。その結果、本番では予想していたよりも良い点数が取れて驚いたのを覚えています。

東大理三は正直にいうと、勉強がしんどいです。壁は高いですが、それを乗り越えたことで大きな糧を手に入れることができた気がしています。

東大理三に合格したK・Sさんの体験談

小学生のころに心臓の手術を受けたことがきっかけで医者に憧れ、医学の道に進むことを決めました。そのころは漠然と「医者になる」としか思っていませんでしたが、身近な方が亡くなり、人の死を現実として体感して、より医学の道を意識し始めました。しかし、受験勉強を通して命の重さについて深く考えるようになり、「本当に自分なんかが医者になってよいのか」と考えるようになっていたのです。それは高校に入ってからも続き、志望する大学を決めるときも迷っていました。そんなとき、僕の悩みを解決してくれるのにぴったりの大学を見つけたのです。それが東大理三でした。

東大は進学振り分けという制度があり、入学時点で学部を決める必要がありません。大学での成績によっては理科二類から医学部に行けますし、理三に入っても医師ではなく、薬学部や理学部で別の医療の道を進むことができました。医師となる道もまだ決断できていなかった僕には、大学生になってからも選択肢が与えられるという東大理三に魅力を感じたのです。

受験勉強に本腰を入れ始めたのは高校3年生の夏ごろです。だんだん成績が上がってきて、目標が現実になってきました。

合格して東大理三に入ることができましたが、医師になるかはまだ決めていません。でも東大理三に入ることで選択肢は広がったので、これから東大を目指す人で同じように進路に悩んでいる人は、悩んでも勉強を続けることを強くすすめたいですね。

東大理三に合格した女性の体験談

私は東大理三に現役で合格しました。東大理三への受験を目指し始めたのは、高2の終わりからです。理系科目が好きだったのと、人の人生に関われる医師になりたいと思ったのがきっかけでした。

塾には通っていましたが、どちらかというと学校の試験勉強を重要視していたかもしれません。塾は、費用が安くて地理的に通いやすいところを選びました。主に自習したりや情報を得たりという使い方が多かった気がします。

高3に入ってからは学校のある日は1日6時間、休日は14~5時間勉強していました。そのころにつらかったのは、私のなかで「この教科だったら誰にも負けない」という強みがなかったことです。最初はどれか一つでも点数が高く取れる科目を作りたかったのですが、周りからのアドバイスを受けて、試験の難易度に左右されないような総合力をつけ、どの科目も合格点以上のラインを目指しました。受験までモチベーションを保つのに苦労しましたが、現役で合格できてホッとしています。

受験勉強は長期戦になるので、適度に息抜きをしたり、ある程度のところで自分がどれだけ成長したかを振り返る時間を作ることが大事だなと思います。

東大の「進振り」制度とは

東大には2年後半で進学先を決定できる「進学振り分け制度」というものが存在します。東大の入学者は1年2年で教養学部に所属となり、あらゆる分野の科目を受講することができます。ここでの成績で、3年次からの学部が決まります。

進振りには二つの枠があり、「指定科類枠」と「全科類枠」というものが存在しています。「指定科類枠」では、進学できる科類がそれぞれ指定されており、たとえば理科二類からは毎年10名が医学部へ進学できる枠が設けられています。一方の「全科類枠」は、どの科類からでもどの学部に行くことが可能となっていて文系から医学部に進学する人も稀ではありません。ただ、その分競争が激しく、かなりの好成績を修めていないといけないでしょう。

理三に入っても進振りで医学部に行けないこともある?

可能性として否定はできません。ただ、進振りが理由というよりは「留年」に近い形となります。理科三類に所属し、まっとうに成績を修めていれば医学部進学はほぼ間違いありません(中には「土下座」で医学部進学を勝ち取る者もいるというウワサも…)。

中には、受験時にはあえて理科二類を受験し、進振りで医学部を目指すという猛者もいるようです。理二からも毎年10人の枠が確保されていますが、ここの進学もかなりの困難を極めます。理三から医学部進学へ必要な最低点と、理二からの進学で必要な最低点には20点~30点の開きがあります。定期テストの全科目で、天才と呼ばれる理三の人たちよりも高得点を取り続けなければいけないのですから、非常に厳しい道のりです。

その意味では、理三に入学ができれば医学部へはほぼ確約となることからも、進振り狙いの受験はおすすめしません。理三も相当な難易度ですが、理二からの進振りを検討している人はもう一度考え直してみましょう。

東大理三合格に必要な勉強方法とは

東大理三入試の傾向と対策について見てきました。どの科目においても高い能力・解答スピードが求められる内容となっており、教科書レベルの内容を理解しておくことはもちろんのこと、演習量を積むことも求められます。

センター試験から、二次試験までみっちり対策を行うためには細かくスケジュールを立てておく必要があります。苦手科目に対してはどのようにアプローチし、演習はどの量をどの頻度でやるのか。過去問や類似問題も、解き方を押さえて反復する必要があります。

どれだけの時間勉強したか、ではなくどの単元についてどれだけ理解が深まり、どんな問題が解けるようになっているかを常に意識して勉強を進めなければいけません。このスケジュールを立てながら、同時に勉強を進めていくのはなかなかの負担になることが考えられます。

予備校を活用する

予備校というと、つい「苦手科目を教えてもらうところ」「受験対策をしてくれるところ」といった印象がありますが、活用方法はそれだけではありません。上で触れた、スケジュール管理や勉強の進捗を把握するといったマネジメントの部分を予備校にお願いするという方法もあります。

もちろん苦手科目を学ぶ、演習の解説をしてもらうといった部分も必要ですが、受験に関してはいかに効率よく学習を進めるかも合格のカギとなります。そういった見落としがちな部分を予備校にお願いすることで、自分自身は勉強に集中することができるというメリットがあるでしょう。

特に、個別指導の塾であれば、一人ひとりにあわせたスケジュールを組んでくれる上に苦手科目は別で対策をしてくれたりします。必要があれば、演習メインで進めることもできるため自分のレベルにあわせて勉強を進めることができるでしょう。このサイトでは、理三をはじめとした医学部に特化した個別指導のおすすめ予備校を紹介しています。伸び悩みを感じたり、不安を感じたりしている人は是非参考にしてみてください。

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