個別指導で学力アップ!最短ルートで医学部合格を目指せる予備校とは
医学部受験の対策として予備校を利用すると、学費だけでも200~600万円必要です。それだけの負担をするのですから、最適な環境で学習して合格への道を開きたいもの。
家から通える場所に授業システムやカリキュラムなど自分に合った予備校が自宅近くにあればよいのですが、自宅通学できないほど遠方にあったり、小さな弟や妹がいて自宅では勉強に集中できなかったりという場合、寮のある予備校が選択肢に挙がってきます。
今回は、医学部予備校で寮、通学を選ぶそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。
学生寮には、予備校が直営している寮と提携や斡旋型の寮があります。
医学部予備校直営でない場合は、医学部以外を受験する生徒や大学在校生も利用しています。特に受験が終わっている大学生が多いと、ついつられて遊んでしまうことも。
予備校直営か、提携でも医学部や難関大学受験に限られた生徒の集まる寮の方が、勉強に集中できる環境にあるといえます。
予備校直営の寮の多くは、校舎一体型もしくは隣接型です。
校舎内や校舎隣に寮があれば、通学の時間をとられることがないうえに、夜遅くまで勉強しても安全に自室に帰ることができます。
校舎から離れている寮の場合でも、たいていが徒歩数分の場所にあり、電車通学のストレスから解放されます。
最近の寮ではセキュリティー対策として、多くがオートロックや防犯カメラを設置しています。
また、建物が別々になって男子寮、女子寮に分かれていたり、男女学生寮でも女性専用フロアを設け男女非接触型になっているところもあります。
インターネット環境完備、基本的な家具や家電も揃っており、寮に入ればその日から普通に生活が始められます。
風呂・トイレが自室にある場合と共用の場合があるので、気になる方は事前にチェックしましょう。
学習環境としては、自習室の有無を確認しましょう。医学部予備校直営寮の多くは独立した自習室がありますが、食堂兼自習室になっている場合、時間帯によっては集中して学習できません。
食事の面では、朝昼夜の食事を完全に提供しているところや、朝夜のみの提供、セレクト制のところなど寮によって違っています。
朝寝ぼけていても勉強に疲れて帰ってきても、すぐに温かいご飯が食べられる環境は、親元を離れて学習に専念する受験生にはありがたいものです。
食事つきの寮であれば毎日規則正しくバランスの良い食事を摂ることができ、受験生の健康をサポートしてくれます。
医学部予備校の寮では、住み込みの寮母さんや寮長さんが24時間体制で生徒の日常生活をサポートしてくれるところもあります。病気やケガをした時に病院に付き添ってくれたり、食べやすいおかゆを作ってくれたり・・・親代わりの存在です。
週に数回の管理会社が巡回するだけの寮では、細かいところまで目が行き届かないので、できれば寮母さんや寮長さんのいる寮を選びましょう。
(寮の所在地、施設の内容、食事の提供の有無などにもよりますが、概ね150~200万円、300万円近く必要なところもあります)
(予備校の出欠を、メールで保護者に知らせるシステムを導入しているところもあります)
「寮付きの東京の予備校に決めた理由は、東京なら多くの医学部を受験でき、その東京に住むことで場所や交通などに慣れておくことができるから」
「地元の地方予備校より、都会の予備校の方が情報が早く量も豊富」
「寮が予備校に近すぎると、友達のたまり場になってしまう」
「食事の提供はあったが、結局ほとんど利用せず無駄になった」
住み慣れた環境、自分のことをよく理解してくれている家族の元で学習できるのは、本来もっとも良い条件といえるでしょう。
ただ、それゆえに甘えや誘惑に流されてしまう可能性もあります。また、受験勉強のストレスと戦う受験生を目の前にすることで、場合によっては親や兄弟にまでストレスを与えることもあります。
寮にも自宅からの通学にも、それぞれに一長一短あります。
自分の集中力がどの程度持続するか、環境に流されやすい性格か、自宅の環境、親との関係・・・一人ひとりにさまざまな条件があるので、自分の適性に合った方を選ぶことが最も大切です。