個別指導と学習塾の違いについて解説！

個別指導と学習塾の違いについて解説!どっちが向いてる！

医学部の受験を決めた時、どのような学習方法をとるかは本人や親の悩みどころの1つではありませんか？

自宅学習や学校での学習を行う人もいますが、ほとんどの人は学習塾や個別指導に通います。こちらでは、学習塾と個別指導の違いについて解説します。学習方法を選択する際の参考にしてください。

個別指導について

個別指導とは、教師1人に対して生徒が1人から3人程度の少人数での指導を行う方法です。基本的に生徒の都合に合わせて、オーダーメイド方式の授業を行っています。通常はわからない所を教える方式が多いですが、大手予備校などでは、医学部受験専門の個別指導も行っています。

個別指導のメリット

生徒のスケジュールや学習の習熟度に合わせて授業を行ってもらえるので、理解できずに置いていかれてしまうということが少ないです。医学部受験専門の個別指導は、医学部に合格するために必要な勉強方法も指導してもらうことも可能です。

また、曜日が決まっているわけではなく、自分のスケジュールに合わせて設定できるので、部活動や習い事のない日にするなど、課外活動とも両立がしやすい学習方法です。

特定の科目や1つの科目の特定の分野のみの学習も可能なので、苦手な分野のみ学習したり得意な分野を伸ばす学習をしたりなど一人ひとりに合った学習が可能です。

個別指導のデメリット

個別指導は生徒のペースに合わせて学習する分、授業のスピードが遅くなってしまうこともあります。

また、競争相手がいないため学習のレベルが下がってしまう場合もあります。

生徒一人当たりの人件費が高いため、学習塾に比べると費用が高くつくのもデメリットです。

学習塾について

学習塾は、学校と同じような集団での学習の指導を行います。カリキュラムが組まれていて、基本的に決められた曜日の決められた時間に授業が行われるため、学習の速さは一定です。

学習塾のメリット

学習塾は、基本的に志望校のレベルに合わせた授業を行っています。学習塾の中には医学部進学コースを設けているところもあるため、絶対に医学部に行きたいと決めている人にとってメリットがあります。

また、同じクラスの人数が多くライバルが多いため、競争しながら自分の学力を高めていくこともできます。

個別指導に比べると教師一人当たりの生徒の人数が多いため、授業料が抑えられていることが多い点もメリットです。

学習塾のデメリット

学習塾は基本的にあらかじめ定められたカリキュラムに沿って授業進めていくため、一度授業についていけなくなるとその後の内容を理解するのが難しくなってしまう場合もあります。

また、先生1人に対する生徒の数が多いため、一人ひとりに対するフォローに関しては、個別指導よりは劣ってしまう傾向にあります。

どちらが向いてる？個別指導と学習塾

どのようなペースで学習を行いたいかや、生徒の性格などによって個別指導と学習塾どちらが向いているのかが異なります。

個別指導の方が向いている人

このような人には個別指導の方が向いています。

• 自分のペースで効率的に医学部合格のための勉強をしたい人
• 部活動や習い事等と両立させたい人
• 自分から先生に質問をするのが苦手な人

学習塾の方が向いている人

• 競争しながら勉強したい人
• 学校の授業の理解に問題がなく、授業についていけるであろう人
• わからない点があっても自分で先生に質問することができる人
• 学習塾のスケジュールに合わせて通うことができる人