個別指導で学力アップ!最短ルートで医学部合格を目指せる予備校とは
膨大な出題範囲を学びきるための、医学部受験のための効率の良い勉強法をご紹介していきます。
医学部受験のための勉強は、とにかく量が多いのが大変なところ。私立の英理数だけでも、基礎固めからはじめて、本番に出題されるような応用問題が解けるようになるまでは遠い道のりのように感じますよね。まして国公立の5教科7科目なんて、言わずもがな。机に積みあがる参考書のことを考えただけでも憂鬱です。
しかし、これを乗り切らなくては医学部受験の成功はありません。医学部受験のための勉強法のポイントは、いかに効率よく勉強を進めて、確実に合格ラインを超える実力をつけるかどうかです。
そのためには、どこに力を入れてどこで力を抜くか、そしてどんなスケジュールで勉強をするか、という点が重要になります。ここでは、まず効率のよい勉強法、そして学習スケジュールの立て方をご紹介します。
大学受験は、とにかく合格ラインを超えればOK。満点を取る必要はありません。そのために、試験本番までに確実に合格ラインを超えられるような実力をつけることが大事です。
入試の点数を効率よく伸ばすためには、捨てる問題や科目を見極めることが大切です。過去問の傾向から見て出題の可能性が低い範囲や、試験での配点が小さい分野にはそれほど力を入れる必要はありません。取れたらラッキー、ぐらいの切り捨て方も必要でしょう。
そして、残った分野や科目で、しっかりと点数を確保することが大切です。得意科目は伸ばせるところまで伸ばし、克服する価値のありそうな苦手科目は精一杯補強をする必要があります。とにかく、大切なのはどの科目でどれくらいの点数を取って合格するのか、科目ごとの目標を定めるとよいでしょう。
目標点数が決まったら、あとはスケジュールを立てて勉強をしていきます。
このスケジューリングは、一日単位のスケジュール、一週間単位のスケジュール、そして年間スケジュールと、いくつかの単位でのスケジューリングが大切です。
一日のスケジュールは、細かく設定するのがオススメです。「ここからここまでは集中する!」と決めて短い時間で集中して勉強することで、高い効果が得られるためです。
現役生であれば、何時に家に帰り、何時まで勉強をして、何時に寝るのかを決めておきましょう。浪人生は自由に時間を使えるので、現役生よりもしっかりとスケジューリングする必要があります。
早朝に復習すると、学習の定着がよいそうです。前日夜に学習することを定着させるためにも、早起きをして前日の復習の時間にあてるとよいでしょう。
早朝に限らず、午前中は学習の効率がよいとされています。できるだけ早い時間は集中して、午後は休憩を挟みながら勉強できるスケジュールにするとよいでしょう。
たとえば、平日と休日で勉強の内容を変えてみるのも良い方法です。平日は知識の理解や基礎問題の演習をして、休日の長い時間が取れるときに、過去問や予想問題集のような本番さながらの演習をしてみるのもいいと思います。
また、どの曜日に何の科目をやるのか決めてみたり、一週間ごとに目標を決めてみるのもよいでしょう。週に何時間勉強すると決めておけば、ゲーム感覚で勉強を進めることができます。合う合わないは人によりますが、ハマる人はオンオフの切り替えができて、集中して勉強できるようになります。
もっとも重要なのは、入試本番までの年間スケジュール。スタートのレベルによりますが、一般的には以下のような年間計画がオススメです。
春~8月
勉強を始める3月・4月から、夏休みの終わりの8月いっぱいまでは徹底的に基礎固めをしましょう。教科書レベルの標準問題を確実に解くために、基本的な知識や解法を徹底的に叩き込みます。苦手科目も、ここで基礎をしっかりやっておけば後がグッと楽になります。
ここで基礎が固まらなくては、その後の応用問題には絶対太刀打ちできません。固まっていれば、秋以降解ける問題が一気に増えて、成績の上昇も実感できるはず。
チャレンジする基礎問題集や参考書を絞り込み、ひとつも間違えないレベルになるまで繰り返し解きなおすのが重要です。たくさんの参考書を読むより、限られた参考書を完璧にするほうがはるかに力になります。
9月~11月
夏までに叩き込んだ基礎を使って、演習問題に挑戦していきます。春には全然解けなかった問題も、このころにはある程度解けるようになっているはず。とはいっても、応用問題なので解けないものもあります。しかし、基礎があれば必ず解けるようになります。
穴が抜けている基礎があれば、必ず立ち返って復習しましょう。この作業が点数をさらに底上げしてくれます。
また、この時期に過去問を一度解いてみるのもよいでしょう。自分に何が足りていないのか見つめ直し、重点的に学習する分野を絞り込むいいチャンスです。
12月~2月
受験準備も終盤になりました。ここまで来たら、志望校の過去問や予想問題集での演習が学習の中心になります。新しい参考書に手を出すのは混乱のもとなので、今ある問題集をすらすら解けるようになるまで、繰り返し繰り返しトライするのがポイント。
また、国公立組はこの時期になるとセンター試験対策も必要になります。基礎が固まっていれば難しいものではないので、1か月ほどで対策を立てるプランにするとよいでしょう。