個別指導で学力アップ!最短ルートで医学部合格を目指せる予備校とは

医学部受験専門×個別指導の予備校で総合得点が最も高いのは・・・?

医学部化学対策

3科目の中から選択する理科の中で、ほとんどの人が化学を選ぶと思います。ここでは医学部受験の化学の特徴、効率的な勉強法、オススメの参考書、化学を対策する上での予備校と家庭教師のメリット・デメリットについてまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

医学部受験の化学は短期間で安定した結果を出せる科目

化学のイメージ図

得意不得意が点数に反映される物理と比べて、比較的安定した点数を取れるのが化学です。

化学が短期間で安定した結果を出しやすい理由

数学的な能力が求められる物理や、暗記と考察が求められる生物と違って、化学はどちらの要素も求められます。化学は、理論化学・無機化学・有機化学の3つの分野がありますが、理論化学は理論を用いての計算、無機化学と有機化学は暗記や考察と、バランス良く能力が必要になります。

どちらの要素も必要だと考えると一見大変そうに思えますが、どの分野も基本的なことさえ覚えてしまえば、あとは問題を解けば解くほど素直に点数が伸びるのが化学の特徴です。

物理や生物のように求められている能力が偏っているわけではないので、得意不得意に左右されるというより、学習量が点数に反映されます。そのため、集中して取り組むことができれば、短期間でも高得点が狙える科目なのです。

センター試験と二次試験における化学の特徴

どの科目に対しても言えることですが、医学部受験は苦手科目があると試験を突破するのは難しいです。医学部合格を目指すならセンター試験は全科目合計90%、悪くても85%を超えないと突破はほぼ不可能でしょう(特に難関国公立)。

化学も満点近くの点数を取ることが必須です。各分野の基礎を問われる問題が多く出題されているので、本質・基本の理解が特に重要になってきます。また、二次試験でも理科は必須科目で、化学・物理・生物のうち2科目か1科目を選択します。志望大学によって出題傾向に偏りはありますが、どの大学においても過去問を解く前に偏差値65以上くらいの学力が必要になると考えておきましょう。

センター試験でも二次試験でもやはり基礎・基本が大切です。理論化学ではどうしてそうなるのか?という理論の理解ができないと問題を解けませんし、無機化学と有機化学は知識に穴があると点数が伸びません。志望大学によって傾向は違いますが、その傾向に合わせて対策するためにも、やはり基本的な知識が必要不可欠です。

短期間に集中して勉強することで偏差値を上げられる

化学は勉強すればするほど、問題を解けば解くほど素直に偏差値が上がっていく科目です。医学部受験において特に重要な数学と英語にできるだけ時間をかけたいので、短期間に集中して仕上げる科目だと考えておきましょう。

現役生であれば、特に時間がないので、数学と英語の勉強時間を優先させて、短期間の間に集中して基礎を固めて仕上げることが大切です。逆に浪人生であれば、現役生と差をつけられるチャンス科目なので、満点を狙う気持ちで取り組みましょう。

医学部化学を効率的に勉強して志望大学の対策をする方法

理論化学の基礎を習得し、問題を解いて理解を深める

周期表・原子・イオン・結合といった基礎知識に、モル・濃度・密度・体積などの単位換算と化学反応式を使った計算など、こうした基礎をまず習得することが先決です。理論化学は、無機化学と有機化学を理解する上でも必要になるので、まずは理論化学の基礎が、化学全体の基礎になります。

理論化学は物理に近く、最初に現象や法則のイメージを掴めないと、なかなか理解を深めることができません。感覚的に理解できるようになるまで、教科書や初歩的な参考書で丁寧に学習していきましょう。

無機化学、有機化学はただ覚えるのではなく知識として定着させる

無機化学と有機化学は、暗記だけでなく「なぜそうなるのか?」という理屈まで理解しなければ高得点は狙えません。初めて見る問題にも対応できるように知識として定着させておくことが大切です。

無機化学は特に語呂合わせが有効です。誰かと語呂合わせで遊びながら学習すると楽しみながら暗記できるのでオススメです。また、イラストや図解のある参考書を使って、絵で覚えるようにすると効果的です。有機化学はルールやパターンを覚えましょう。まずは暗記してから自分の中で整理していき、少しずつ知識を広げていくのがコツです。

参考書と問題集を何度も繰り返す

どの科目でも同じですが、化学も、参考書でインプットして問題集でアウトプット、答え合わせで解説を見ながらまたインプット、という繰り返しの積み重ねが点数に反映されます。この繰り返しでしっかり基礎を固めてから志望校の対策に入りましょう。

過去問を解いて傾向に合わせて対策する

化学も他の科目と同様に、志望大学によって傾向が違います。センター試験と同じく、傾向を掴むためには過去問を解くことが1番です。基礎を固めて、理論化学の計算、無機化学と有機化学での知識の定着ができていれば、多少ひねりがあってもスムーズに対策していけるはずです。

絶対に持っておきたい化学の参考書4選

参考書選びに時間をかけるのはもったいないので、先ほどお話しした勉強法に沿った鉄板の参考書をご紹介します。

1.「宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学/無機化学/有機化学)」

宇宙一わかりやすい高校化学
引用元:Amazon.jp
(https://www.amazon.co.jp/【改訂版】宇宙一わかりやすい高校化学-理論化学-船登-惟希/dp/4053043700/)

最初に取り組みたい参考書です。基礎からの解説が丁寧で、分かりにくい化学をイメージや図解、例え話を用いて理解しやすく読みやすくしてくれています。役立つ語呂合わせも多いです。別冊で問題も付いているので、アウトプットによる習得も助けてくれます。

2.「化学重要問題集-化学基礎・化学」

化学重要問題集
引用元:Amazon.jp
(https://www.amazon.co.jp/化学重要問題集-化学基礎・化学-2018/dp/441014328X/)

ある程度基礎ができてから、基礎を固めて受験で通用する実力をつけるための問題集です。幅広く問題を網羅していて、問題の質も良く、何度もやり込むことで確実に力をつけることができます。

3.「化学[化学基礎・化学] 標準問題精講」

化学[化学基礎・化学] 標準問題精講
引用元:Amazon.jp
(https://www.amazon.co.jp/化学-化学基礎・化学-標準問題精講-五訂版-鎌田真彰/dp/4010340320/)

医学部受験の化学における到達点がこの標準問題精講です。この問題集をマスターできれば難関大学も含めた全ての医学部に対応できるレベルまで実力が上がります。なので、標準と言いつつ問題はハイレベルです。この問題集を自力で解けることを目標に学習しましょう。

4.「化学の新研究」

化学の新研究
引用元:Amazon.jp
(https://www.amazon.co.jp/化学の新研究―理系大学受験-卜部-吉庸/dp/4385260923/)

難関大学の医学部志望なら、この参考書にも目を通しておくと良いでしょう。一般的な参考書や教科書よりも内容が深く掘り下げられていますが、基礎・基本ができていないと理解するのは難しいので、難関大学向けです。ただ、辞書的な使い方ができるので持っておくと便利な参考書ですね。

この4冊を持っておけば、基礎→基礎固め→仕上げ→さらなる理解、という流れで受験対策ができます。化学は他にも良書があるので迷いがちですが、基本的な参考書と問題集を繰り返すことが大切なので、こうした鉄板を持っておくだけでも十分です。

どうしても化学が苦手なら指導してもらおう!

受験生の中には、「化学の参考書を開くのも嫌」、という人もいるでしょう。どうしても進まないようであれば、指導してもらった方が早いです。具体的には、大手予備校に通う・家庭教師を雇う・個別指導を受ける、の3つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットと、化学を勉強する上でのメリットについてお話ししますので、自分に合うかどうか参考にしてみてください。

大手予備校のメリット・デメリット

【メリット】

  • 医学部を目指す仲間と出会える、ライバルから刺激をもらえる
  • 授業以外の時間を自分でコントロールできる
  • 費用が比較的安い
  • 有名講師の授業が受けられる
  • 受験対策の情報が豊富

大手予備校であれば理論化学の基本や、暗記に対してもノウハウがしっかりしています。また、大手予備校は、複数人かクラスでの集団学習が基本なので、周りの人と話しながら語呂合わせを覚えられるというメリットもあります。少し遊びも入れながら学習できます。

【デメリット】

  • 講師に質問しにくい
  • 自己管理ができないと成長しにくい
  • 進度や弱点を指摘してもらえない場合がある

化学は基礎の理解が大切ですが、一人の弱点や理解度に合わせた指導をしてもらえないこともあるのが集団学習のデメリットです。特に人が多い大手予備校の場合は、自分で積極的に質問しにいく姿勢が必要になってきます。

家庭教師のメリット・デメリット

【メリット】

  • 時間や場所の自由が利く
  • 自分に合った指導をしてもらえる
  • 自宅での勉強が習慣になる

理論化学はイメージを掴むまで少し苦労します。そこを自分の理解度に合わせて教えてもらえる上に、質問もしやすいのが家庭教師の大きなメリットです。

【デメリット】

  • 家庭教師のレベルにバラつきがある
  • 費用が高い
  • 家庭教師との相性が合わない可能性がある

自宅に来てもらうのが嫌だと感じる人もいますし、家庭教師との相性が合わないこともあります。そうなると勉強が苦痛になってしまいます。また、予備校ほど医学部受験の情報を豊富に持っているか?医学部受験のサポートができるスキルを持つ指導者がいるか?という面も少し不安要素です。

個別指導の医学部予備校のメリット・デメリット

【メリット】

  • マンツーマン指導で学力に合わせた指導をしてもらえる
  • 苦手科目や志望校対策をピンポイントで対応できる
  • 着実に成長できる

医学部予備校の個人指導は、質の高さや情報量の多さ、手厚いサポートが強みです。プロによる質の高い指導をマンツーマンで受けられるのは、基礎が大切な化学でも大きなメリットになります。医学部に特化した予備校の個別指導であれば、志望大学に合わせた対策もしっかりしています。

【デメリット】

  • 費用が高い
  • モチベーションが保ちにくい

個人指導の医学部予備校は、質が高く、マンツーマンの指導になるので、費用がどうしても高くなりがちです。予備校によっては数百万円もかかる場合があります。費用に関してはご両親と相談しないと難しいと思いますので、慎重に判断してください。

集団学習の大手予備校・家庭教師・個別指導の医学部予備校は、人によって向き不向きや状況が違うので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。予備校選びは合否に影響しますので、よく考えて選びましょう。

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