個別指導で学力アップ!最短ルートで医学部合格を目指せる予備校とは
東大に次ぐ難関医学部とも言える、東京医科歯科大学医学部について、入試の傾向と対策をリサーチしました。
東大・京大・阪大といった国立医学部御三家についで難関とされるのが、地方難関大学の医学部。東京の医学単科大である東京医科歯科大学はその中でもとりわけ難易度が高いとされています。
ここでは、東京医科歯科大学の入試の傾向と対策についてまとめています。
定員 | 82名(前期)、15名(後期) |
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倍率(一般入試) | 前期:4.5倍、後期:12.9倍 |
科目・配点・試験時間 (前期) |
英語(120点/90分)、数学(120点/90分)、理科(120点/120分)、センター(180点) |
科目・配点・試験時間 (後期) |
学科試験なし(小論文100、面接100、センター500) |
センター配点 (前期) |
英語:40点、数学ⅠA・数②ⅡB:40点、理科2科目:125点、国語:125点 |
センター配点 (後期) |
英語:125点、数学ⅠA・数学ⅡB:125点、理科2科目:125点、国語125点 |
前期の募集定員が82名です。ここに後期日程の15名ほどと、推薦枠の人たちが加わって入学時には100名程度となります。科目に関しては、英語・数学・理科2科目が同じ配点。二次試験とセンターの割合が2:1となっており、センターの結果も見過ごせないものとなっています。
後期試験はセンター試験重視。センター試験500点に対し、面接と小論文が100点ずつとかなりセンターの配点が高くなっています。ただし、小論文は英語で出題される可能性もあるとのこと。
偏差値 | 70.0 |
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※河合塾Kei-Netによる
二次試験の偏差値は70となっており、東大理三・京大医学部の72.5に次ぐ値となっています。同じ値としては大阪大学医学部が挙げられます。国立最難関の医学部と肩を並べる偏差値の高さです。
試験の難易度としては、標準~応用レベル。英語に関しては、1500語で6ページ程度の超長文が出題。この長さを読み解く集中力が必要となります。難問が出るケースも。数学は時間をかれば満点が狙える内容で、得意な人は本番であっても2問完答+部分点で6割~7割は狙いたいところです。理科に関しては、やや難問も見受けられます。基本的な問題を落とさないように傾向と対策を練ることが重要になるでしょう。
2017年度入試問題の構成
大問1 | 読解(約1800語) 選択式34問、記述式11問 |
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専門的な語彙を含む長文ですが、読み解くのが難しいわけではありません。文脈把握では文の流れに沿って出題されるため、読み進めながら解答するのがよいでしょう。例年、本文要約も出題されているので、読み進めつつ要約の準備をしておくのも重要。
語彙を問う問題には難問が含まれることもありますが、読み進めていくことができれば得点をしっかり稼ぐことができるでしょう。1000語を超える長文読解に慣れておき、落ち着いて進めることが重要となります。
2017年度入試問題の構成
大問1 | 数列 |
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大問2 | 空間ベクトル、図形と方程式 |
大問3 | 積分 |
計算量を求められたリ、時間の中で証明するのが難しかったりするケースはあるものの、完答・部分点など拾えていくことが可能な内容になっています。大問1つ30分という時間の中で進めなければいけないので、解く順番をあらかじめ見極めておく必要はありそうです。
典型的ではありますが、発想力をもってすればスムーズに解き進められることも。過去問の類題が多いので、過去問と他大の類似問題の量をこなし慣れておきましょう。
2017年度入試問題の構成
大問1 | 物質の構造・無機物質 |
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大問2 | 化学平衡・高分子 |
大問3 | 芳香族・高分子 |
教科書レベルでは見ない問題も出題されますが、問われる内容は既習の基本的な範囲であることも。問題の意図と既習の範囲を結びつけるような柔軟さが問われます。
長い問題文が特徴で、大問1つの中で知識量・読解力・計算力・表現力などさまざまな力を求められます。計算ミスなど一つのミスが命取りになることもあるので、丁寧に解き進めることと問題演習で慣れておくことが重要です。
2017年度入試問題の構成
大問1 | 遺伝・生殖と発生など |
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大問2 | 進化/系統・動物の反応など |
基本レベルの問題も出題されますが、論述問題が多く時間がかかってしまうケースも。知識を問われる問題は解答しておきたいところです。何よりもまず教科書レベルの内容を確実に押さえておくことが必要になります。
描図問題や論述など、個別に対策が必要なものも見受けられます。過去問は必ず対策をしましょう。
2017年度入試問題の構成
大問1 | 力学 |
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大問2 | 電磁気 |
途中経過式を記述する必要があり、小問では稀に難問も出題されます。時間に対して問題量も多めに設定されていることから、解答スピードも求められます。
出題分野は力学と電磁気が頻出ではあるものの、教科書レベルの内容は全分野で網羅しておくことが必要。その上で、過去問などで問題演習も積んでおくのがベターです。計算力も問う問題から、作図が必要なものもあり、理論から計算まで慣れておきましょう。
小さいころに入院していたことで看護師に興味を持っていましたが、高校生のころに参加した看護体験をきっかけに本格的に看護師になろうと思い、受験を決めました。
大学を決めるにあたって意識したのが「附属病院があるか」「実習の質が高いか」「留学制度が整っているか」の3つです。その条件に当てはまっていた東京医科歯科大学医学部の保健衛生学科を受けることにしました。
高1までは学校の授業だけをメインに行っていましたが、高2から徐々に受験勉強モードに入っていきました。「東京医科歯科大学に受かるかどうかは英語で決まる」という話を聞いて、英語重視の勉強を行っていました。取ったのは過去問題を解いて慣れていく方法です。出題傾向はほぼ変わらないので、この方法で問題に慣れていきました。要約する問題は英語の先生に添削してもらいました。東京医科歯科大学の英語は医療系の単語が多く出るので、問題に出てくるたびに覚えたり、医療系の英語が書かれている単語帳を読んだりして覚えました。
塾に通っていなかったので、勉強や息抜きを自分の好きなタイミングでできたと思います。受験生だからといって常に勉強している必要はありません。自分に合った受験の対策法を見つけて、適度に息抜きをしながら勉強を続けていくのが合格への近道だと思います。
私は東京医科歯科大学の医学部を受験して、現役で合格しました。受験勉強を行っていたのは主に予備校です。予備校には「大学合格」という同じ目標を持った友人でありライバルがたくさんいるので、やる気の面でかなり影響を受けました。受験勉強に疲れてしまったときも、友人の成績が上がったのを見て「負けてはいられない」と気持ちを奮い立たせました。
東京医科歯科大学の医学部に合格するために私が主に行ったのは英語の勉強でした。予備校の合宿で丸一日英語の勉強をしていたのを覚えています。合宿中はほぼ休みなしで勉強を行うので、終わったときの達成感は大きかったですし、やりきったという自信にもつながりました。
予備校では2ヵ月に1回模試を行っていました。模試はセンター試験と同じレベルで、点数や配点から自分の弱点と取るべき対策を知ることができます。時間配分の練習にもなるので、回数を重ねて本番でのペースの掴み方を覚えていきました。おかげでスムーズに合格することができたと思っています。
私の目標は、患者さんの心のケアができる看護師です。どんな患者さんも受け入れられるように、大学でしっかりと技術を学ぼうと思っています。
実家から通える範囲で医学部のある大学に通いたかったので、東京医科歯科大学医学部への受験を決めました。
通っていた予備校には、大学受験に長年携わっているという先生がいました。この先生のおかげで受験対策が立てやすく、自分が何を勉強していけばよいのかを聞くことができたのです。わからないことがあった場合も質問に的確な答えをくれます。
教科別の対策としては、メインとなる英語の勉強のほかに苦手だった数学の成績をアップさせることに集中しました。過去問は過去25年分くらいさかのぼって解いていた気がします。難易度はそれほど高くなかったので、さまざまな問題をまんべんなく解けるように演習を繰り返しました。社会は地理を選択し、学校の授業をベースに教科書や資料集を読み込んで知識を深めたあとに過去問を解くことを続けました。あとは平均点を取れていた物理・化学・生物・国語で点数の取りこぼしをしないように教科書を読み込みをしたくらいです。それぞれの教科に合った勉強法と対策を突続けた結果、東京医科歯科大学医学部に合格することができました。
東京医科歯科大学医学部を受験する方は、英語の対策を徹底するとよいと思います。あとはほかの科目を取りこぼさないようにすることです。そうすると合格までの対策がだいぶ楽になると思います。
東京医科歯科大学の入試傾向を踏まえ、やはりどの科目もまんべんなく力をつけておくこと、その上で各問題の傾向になれておくことが必要になります。
苦手科目の克服はもちろんのこと、得意科目についても解答スピードを上げる、特徴的な出題傾向に慣れるといった対策が必要になります。後者については、過去問をはじめ類似問題に多く触れおかなければいけません。
ここからは、東京医科歯科大学に特化した勉強方法を紹介していきます。
対策したい科目を絞って、家庭教師に来てもらうのも一つの手です。自分の得意・不得意にあわせて勉強を進めることができますし、質問などもしやすいです。実際に東京医科歯科大学に合格したという実績のある家庭教師の先生なら、実体験に基づいた話を聞くことができるかも。
デメリットとしては、学生バイトであることも多く指導力に差があることでしょうか。東京医科歯科大学の学生を家庭教師につけられればよいですが、必ずしもそうとは限りません。また、受験情報としても限定的なものである可能性があります。一つの参考として受け取る必要があるでしょう。
大手予備校の強みは、やはり有名講師の授業を受けられることや、受験情報が大量に蓄積されていること。過去問に関しても、赤本を閲覧できるところがほとんどでしょう。チューターさんがいる場合は、勉強以外の相談に乗ってもらえるところも多いです。周囲の予備校生と励ましあいながら、受験勉強を乗り切りたいという人には向いているかも。
ただ、受講生も多いことから質問するのに時間がかかってしまう・テキストのレベルに差がある・人が多く騒がしく感じることがある、といったデメリットもあります。一度予備校の雰囲気を見てから判断するのも良いでしょう。
大手予備校ではなく、個別指導の塾に通うという方法です。医学部に特化していることから、受験情報も十分。マンツーマン指導で見てもらえることで、自分の学力にあわせた指導を受けることができます。苦手・得意科目それぞれに合わせて成績を伸ばす対策ができるでしょう。
ただ、こういった個別指導塾は大手予備校に比べて費用が高めなのがネック。生徒一人あたりの講師数も多いですし、仕方のない部分です。費用の折り合いがつけば、対策としては一番手早いと言えます。
もちろん自分で勉強を進めるのも一つの手です。近年ではネットでも受験情報を調べることは可能ですし、赤本であれば近くの書店にて購入をすることもできます。お金も参考書代ぐらいで、親御さんの負担も軽いと言えるでしょう。
一人で受験勉強を乗り切るのは、かなり厳しい道のりになります。自分で時間配分などを定め、どの科目もムラがないように進めていかなければいけません。リフレッシュする方法などを用意しておき、とにかくモチベーションを維持・勉強を継続する環境づくりに努めましょう。